スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

五色台ビジターセンターで巣箱づくり&野鳥観察会が開催されます。  

「巣箱づくり&野鳥観察」(五色台ビジターセンター主催)が開催されます!

五色台で、野鳥の巣箱を作って、実際に野鳥を観察しましょう!
昨年も開催されたイベント、今年もあります。
事務局の家族も昨年は巣箱を作りました。丁寧に教えていただき、小学生でもばっちり完成。
自宅に架けたところ、スズメさんですが利用されました。
自分で作った巣箱に野鳥が巣作りしたことで、子供たちは大喜びでした。

観察会は、本会スタッフも協力。ビジターセンター周辺の野鳥を紹介します。
またレンジャーの方から、植物などの楽しい話題も聞けるはず。
ぜひご参加ください!

日  時: 平成26年3月23日(日) 9:00~12:30
定  員: 先着予約制 20 セット   ※小学生以下のお子様は保護者同伴要
集合場所: 五色台ビジターセンター クラフトハウス
参 加 費: 1 名 100 円(保険料込) 別途巣箱1セット 600 円


詳細、申し込みは五色台ビジターセンターのホームページをご覧ください。
  五色台ビジターセンター
 ※「ビジターセンターからのお知らせ」に、詳細のPDFが掲載されています。
 
スポンサーサイト

category: 講師協力

thread: 散策・自然観察 - janre: 趣味・実用

tb: --   cm: --

「こげら通信」2014年1月号  

「こげら通信」2014年1月号 発送しました。
top201401 

会誌を発行しました。会員の皆様方にはもうすぐ届きます。
観察会でバックナンバーを配布したりしてますので、興味がある方はぜひお越しください。

アナウンスし損ねたのですが、本会も13年目に突入。
会誌は年間11回刊行(7・8月が合併号)ですので、133号になりました。
今後もよろしくお願いいたします。


【目次】
表紙 香川の野鳥(133)「トビ」
 1 野鳥おもしろ雑学(133)「トビ」
 2 野鳥観察会のご案内 
 3 新年のご挨拶
 4 2013年の記憶に残る野鳥、2014年に出会いたい野鳥
 5 フィールドノート/野鳥観察記
 6 テラグチのB級鳥日記(19) 「ジョウビタキ」
 7 販売物のご案内・事務局雑感/入会案内・連絡先

category: 会誌「こげら通信」

thread: 散策・自然観察 - janre: 趣味・実用

tb: --   cm: --

2014年1月 野鳥観察会@栗林公園  

<観察会報告>ミサゴを追うノスリ、ミサゴのペア形成

 2014年初の観察会を開催しました。
観察会201401

 直前情報では小鳥類が少ないらしく、やや不安な開始。
しかし魚を運んできたミサゴを皮切りに、複数のミサゴ、オオタカ幼鳥、ノスリ、そしてミサゴを追うノスリと、猛禽類づくしとなりました。

ミサゴのペア201401
▲ミサゴ。左の個体が魚を持って来たのに、少し後には右の個体(おしりが写ってる)が食べていた。
 渡した瞬間は見られませんでしたが、求愛給餌を行ったと思われます。

ミサゴとノスリ201401
▲ミサゴを追うノスリ。何が気に入らなかったのか。こんな風景は初めて見ました。

 このほか、ゆっくり観察できたカワセミ、すぐ近くまで来たビンズイとキセキレイなど、種数は少ないながら、じっくり楽しむことが多い観察会となりました。

ビンズイ20140102
▲公園内、特に山側でよく見かけるビンズイ。
 人が少ない芝生によくいます。そっと探してみてください。

ルリビタキやジョウビタキ、ツグミ、シロハラをゆっくり観察するのは、来月のお楽しみにしましょう。

栗林公園は街中ながら、様々な野鳥に出会える良い観察地です。
野鳥観察を始めるのには最適ですので、ぜひ次回、2月の観察会にお越しください。
守る会では、初心者の方が楽しめる観察会を開催しています。



category: ■野鳥観察会

thread: 散策・自然観察 - janre: 趣味・実用

tb: --   cm: --

1月の野鳥観察会のご案内  

今週末(1月19日(日))は、野鳥観察会です。

本年第1回目、栗林公園。
カラ類やビンズイ、ジョウビタキなどを期待しながら、
野鳥の生活を探ります。

コースは楽ちんですし、見やすい野鳥が多いので、ぜひお越しください!

category: ■野鳥観察会

tb: --   cm: --

香川県野鳥関係文献目録  

香川県の野鳥関係文献目録を公開しています。


1.はじめに
 野鳥の調査・保護には、過去のデータを無視することはできません。
 過去の記録を知らなければ、「香川県では何種の記録があるのか」という単純な質問にも、正確に答えることは困難です。しかし現実には、過去の記録を確認するのは容易なことではありません。
 まず地方で刊行される文献は、その多くが少部数しか出版されません。そのため数年経てば店頭から消え、ほとんどが入手困難になってしまいます。
また雑誌などの定期刊行物の場合、「○年○月号に○○の記録が掲載されている」という具体的な情報を知らなければ、探し出すことは困難です。
このような状況では、過去の記録を探すだけで時間と労力を消費してしまい、香川県の野鳥研究・調査はなかなか進みません。
 香川県では1984年、県によって「香川県における生物関係文献目録」が刊行されました。しかしこれは1回限りの刊行で、以降は更新されていないようです。また2005年に早川貞臣氏によって「鳥類地方書目録-鳥に関する都道府県別図書リスト-」が出版されており、この中に香川県に関する文献が掲載されていますが、論文・記事までは掲載されていません。
そこで香川の野鳥を守る会では、独自に香川県の野鳥に関係する文献を収集・調査し、本目録に整理しました。
他に類書はありませんので、本目録は香川県の野鳥関係文献を探索する唯一のインデックスになります。また本目録では、通常対象とならない雑誌記事まで探索範囲としており、香川県の野鳥記録を調査する上ではかなり有効であると思います。
 残念ながら限られた人数で、他の事業と並行して作成しているため、不十分な点も多く、まだまだ未完成な内容です。ですから、もちろんこれで完成ではなく、本会としてはこれを踏み台として情報を収集し、改版を進め、より価値のある文献目録を構築したいと考えています。多くの方からの情報提供をお願いいたします。
この目録が、香川県で野鳥を調査する方の助けになれば、これに勝る喜びはありません。

2.概要
文献の調査方法及び現物確認
 様々な書籍に「参考文献」として記載されている文献を過去に遡って探索し、できるかぎり現物確認しました。現物確認は個人収蔵資料及び香川県立図書館、香川大学附属図書館、高松市立図書館で行いました。
論文・記事も、目次ではなく、実際に該当ページを現物確認しています。

雑誌等の記事の探索
 雑誌等に掲載されているリアルタイムの観察記録など、資料価値が非常に高い情報を重視し、本目録では「野鳥」(日本野鳥の会会誌)、「BIRDER」(文一総合出版、月刊誌)は掲載された写真や、投稿も探索対象としました。ただし読者の投稿は、野鳥情報でないものは対象外としました。
 また、香川の野鳥を守る会の会誌「こげら通信」については、1号から72号までの目次を収録しました。

分類
 次の基準に従い、全ての文献を単行本(1)、(2)、定期刊行物、論文・記事(1)、(2)の5つに区分しました。
 ※「野鳥」「BIRDER」は、対象となる記事単位で「論文・記事」に分類しています。

○形態による分類
 単行本 …1冊全体が香川県の野鳥に関係する文献
 論文・記事 …1冊の一部分だけが該当する文献
 定期刊行物 …全てが香川県の野鳥に関するもの(香川県の野鳥保護団体の会誌が該当)

○内容による分類
 (1)香川県の野鳥に直接関係するもの
 (2)四国の野鳥情報など香川県の野鳥の参考になるもの

記載事項
【未見】 … 未確認資料
 現物を確認できていない文献は、〔状況〕欄に【未見】と記載しました。
これらの文献は、目録に記載している内容はもとより、存在自体も不明確です。より精度の高い目録とするため、皆様の情報をお待ちしています。

【重複】 … 重複資料
 文献の探索を容易にするため、「単行本」として掲載した文献のうち、その文献の各記事を「論文・記事」に掲載している場合があります。この場合、「論文・記事」の〔状況〕欄に【重複】と記載しました。

摘要
 内容に関する備考を〔摘要〕欄に記載しました。原本からの引用文は「」で明示しています。

注意事項
 本目録は単なるインデックスです。
 調査・研究に際しては、必ず原本を確認し、本目録を孫引きしないようご注意ください。


3.目次
  ※PDFファイルで掲載しています。EXCELファイルが必要な方は、事務局へご連絡ください。


表紙
・はじめに
  ※本ページの「はじめに」と同内容
香川県野鳥関係文献目録の概要
  ※本ページの「概要」と同内容

香川県野鳥関係文献目録
単行本(1) (香川県の野鳥に直接関係するもの)
単行本(2) (四国の野鳥情報など、香川県の参考になるもの)
定期刊行物
 ・論文・記事(1) (香川県の野鳥に直接関係するもの)
 ・論文・記事(2) (四国の野鳥情報など、香川県の参考になるもの)
・香川の野鳥を守る会 会誌「こげら通信」目次集
 ※第1号(2002年1月)~第110号(2011年12月)


category: ■記録する

tb: --   cm: --

香川県でコウノトリを見つけたら  

香川県でコウノトリを見つけたら、そっと見守りましょう

2010年2月、香川県でコウノトリを観察した、との報道がありました。
この時は大ニュースとなりましたが、以降、コウノトリは頻繁に香川県でも観察されるようになっています。
しかし、やはり珍しい野鳥のためか、「見物」に訪れる方も多いようです。

今後も皆さんの身近な場所に渡来することがありますので、
皆さんがコウノトリを見つけたら、ぜひ下記の点にご注意ください。

●コウノトリの生活と、地元の方の生活を最優先する。

むやみに近づいたり、騒いだりすると、コウノトリが休めずに体力を消耗したり、逃げたりします。
また、大勢の人間が集まると、地元の方の生活に悪影響がでます。
そこで、次のようなことにご注意ください。
【地元の方の生活を守るために】 野鳥観察者・撮影者は、マナーを守りましょう!!
・通行の邪魔になるような駐停車をしない。
・地元の方の通行を邪魔しない。
・道路をふさぐような観察・撮影はしない。
・ゴミを捨てない。
・田畑に入ったり、畦道を歩き回らない。

【コウノトリのために】 
・むやみに近づいたり、追いかけない。
・大きな声をださない。
・餌を与えない。(安易に餌を与えると、栄養が偏ったり、人を恐れなくなって思わぬ事故に繋がりかねません。)

●安易に情報を広めない
 マスコミで報道されたりすると、思いがけない人数が集まることがあります。
そのため、地元の方が困ったり、コウノトリが逃げる可能性があります。
 マスコミに積極的に連絡する必要はありません。
 
●写真・ビデオ撮影を優先しない。
 記録のためなら写真は数枚でよく、むしろ観察メモが重要です。
 ところが、「記録のため」と言って、毎日写真をとったりビデオをとる方がいます。
しかしこれらの「記録」が、きちんと学会誌等に報告されることはめったにありません。
 記録のためなら、遠くから観察しましょう。
 撮影に執着すると、ついつい追いかけるようになりますので、ご注意ください。

●「記録」は報告する。
 いつ・どこで・何羽いたかという記録は、コウノトリの保護に役立つ情報となります。
ぜひ、本会にご連絡ください。
 なお、特にマスコミを通じて保護を訴えなければならないような場合でない限りは、
本会からマスコミへの情報提供は原則として行いません。

●放鳥個体かどうかの確認
 放鳥されたコウノトリや野外で巣立ったコウノトリには、足環がついています。
 この足環の有無、また付いている場合はその状況によって、コウノトリの分布状況が把握できます。

 兵庫県立コウノトリの郷公園 のホームページには、
放鳥した個体の足環カタログがありますので、こちらでご確認ください。



category: ■観察する

tb: --   cm: --

スズガモ・クロガモを狩猟鳥獣から除外させよう  

香川県では数が少ないクロガモとスズガモが、なぜ狩猟対象?


●渡来数は極めて少ない
 香川県では、毎年「ガンカモ類越冬状況調査(全国一斉調査)」を実施しています。
 その結果を見ると、スズガモは時折数十羽の群れが渡来しますが、普通は数羽。
 クロガモに至っては、過去15年程度で1回しか記録されていません。
クロガモ・スズガモ問題

 つまり本調査を基礎とすれば、これらの種は香川県では明らかに「絶滅危惧種」です。
 ところが、両種は「香川県レッドデータブック 香川県の希少野生生物」(香川県,2004)に記載されておらず、保護の対象にはなっていません。それどころか全国基準そのままに、香川県では狩猟鳥獣に指定されています。
 これは、明らかにおかしいのではないでしょうか?
 なんのための調査? なんのためのレッドデータブック?

●狩猟されるクロガモ・スズカモ
 県に確認したところ、実際に平成15年度にはスズガモ6羽、クロガモ1羽が狩猟されているとのことです。これでは保護どころではありません。
 香川の野鳥を守る会は、平成13年にスズガモ・クロガモは狩猟鳥獣から外すべきだと要望しましたが、改善されていません。ガンカモ調査は昭和47年から、県事業としてほぼ同じ時期に全県一斉で調査しており、非常に価値の高いデータが収集されています。香川県のガンカモ科鳥類の保護・狩猟は、このデータが前提となるべきです。

 実際には、ガンカモ調査で全ての個体数が把握できるものではないため、両種とも、おそらく少数は渡来しているとは思います。 それにしても狩猟鳥獣にしてよい個体数ではないことは明白です。

 香川県の野鳥を守る会では、この事実から、クロガモとスズガモを香川県における狩猟鳥獣から除外するよう、今後も求めていきます。


category: 狩猟・有害駆除の適正化

tb: --   cm: --

高松市:小田池  

小田池
高松市
香川の野鳥を守る会の観察会 無し



■概要
 高松周辺部で最も大きい池の一つで、特に冬期のカモ類の種・数は県下で1・2を争う。にもかかわらず、昔は鳥獣保護区でもありませんでした。そのためカワウ対策として、カモ類まで追い払うロープ張りがなされることがありました。
 香川県のガンカモ類保護のためには非常に重要な池であり、今後も注意深く見守る必要があります。

 大きく開けた池の周囲を堤防が囲みます。距離があるので、スコープが必要。北西部には流れ込みがあり、水が少量の時は、シギ・チ類の観察ポイントとなります。
 周囲の畑ではノビタキが渡りの時に立ち寄るほか、冬季にはニュウナイスズメが多く、観察しやすい。クロハラアジサシやコホオアカなど、県下では記録の少ない鳥の記録もあり、秋-冬-春と季節にあわせて楽しめます。ムネアカタヒバリなども少数入るようですので、丁寧な観察が必要です。亜種ダイサギもいました。

 
■期待種 ※あくまで「期待」で、確実に観察できる種類ではありません。
<周年> サギ類、カワウ、コチドリ、イカルチドリ、カルガモ
<春> シギ・チドリ類
<夏>
<秋> ノビタキ、シギ・チドリ類
<冬> マガモ、コガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ミコアイサ、ヨシガモ、オカヨシガモ
<備考>

■データ
駐 車 場 :無
ト イ レ :無
食  事 :無
自動販売機:無
備  考 :
近接観察地:

category: ■野鳥観察地

tb: --   cm: --

高松市:栗林公園  

栗林公園
高松市
香川の野鳥を守る会の観察会 有り


栗林公園風景

■概要
 高松市の中心部に位置する有名観光地。観光客が途絶えることがありませんが、市街地の中の緑地ということもあり、比較的野鳥も落ち着いていて、探鳥にも適しています。
 春秋の早朝には、ツツドリやアオバズクなどが観察されたこともあります。
 また毎年春から初夏にかけて、借景である紫雲山でのアオサギの繁殖が観察できていましたが、近年はみかけないようです。またカワセミも観察されますが、園内の水辺が明るく拓けたためか、観察頻度は減少しています。
 コイカル、オジロビタキが観察されたこともあり、高松市内で手軽に探鳥するには良い場所です。
 どちらかと言えば、秋から春までの渡りと越冬期が良いと感じます。
 
■期待種 ※あくまで「期待」で、確実に観察できる種類ではありません。
<周年> サギ類、カラ類、コゲラ、カワセミ、ウグイス
<春>
<夏>
<秋>  コサメビタキ、サメビタキ、エゾビタキ
<冬>  ツグミ、シロハラ、トラツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、アオジ、クロジ、シメ、イカル
<備考> 年によりコイカル

■データ
駐 車 場 :有(有料)
ト イ レ :有
食  事 :有
自動販売機:有
備  考 :
近接観察地:峰山

category: ■野鳥観察地

tb: --   cm: --

安易な有害駆除は許されません。  

獲りっぱなしのカラス駆除

〔概要・問題点〕
 本会スタッフが、坂出市でカラスの捕獲装置を発見。本会は不適切な有害鳥獣駆除の可能性があると判断し、事実確認のため県に連絡、改善を求めました。その結果、今回の件については改善したとのご連絡をいただきましたが、今後も同様な事例が県内外でないとも限りません。もし皆さんの周囲でおかしな駆除があれば、ご連絡ください。

〔香川の野鳥を守る会の方針〕
 有害鳥獣駆除は法的に認められていますし、農林業の方のご苦労もおありと思います。ですから何が何でも野鳥の捕獲はダメと言うつもりは全くありません。ただやはり駆除以外の防除策もできるかぎりしていただきたいし、駆除するのであれば、必要最小限で、確実に効果をあげていただきたいと考えます。惰性で駆除し続けては、野鳥も農林業の方も、誰もメリットはありません。
 本会では、正しくて効果のある鳥害防除を普及することに、努めていきたいと考えています。

坂出の駆除
▲発見した当時の捕獲装置(2005.3.10)。許可期間外にも関わらず入り口をあけているため、多数のカラスが入っている。

●坂出環境センターでのカラス捕獲
本会スタッフから、「坂出市府中町の坂出環境センター(ゴミの最終処分場)にカラスの罠がある」との連絡がありました(写真)。おそらくカラス類の有害鳥獣駆除と思われましたが、万が一無許可だと問題ですし、○許可を受けていない種類(ドバト等)を間違って捕獲すること(錯誤捕獲)はないか、○捕獲種・数はどのようにして第三者(県・市)が確認するのか等疑問もありましたので、念のため香川県自然保護室に照会したところ、次のような回答をいただきました。香川県自然保護室の迅速なご回答に感謝いたします。
有害カラス2

●効果はあるのだろうか?
「有害鳥獣駆除」は法律にも明記された方法ですし、実際に被害を受けている方々のご苦労も理解できます。ですから無闇に駆除はダメと言うつもりはありません。ただ原則捕獲禁止の野鳥の「駆除」は最終手段ですから、法は守っているか、本当にやむを得ないのか、効果はあるか(無意味に実施していないか)を常に検証する必要があります。
近年、増加したカラス類によるゴミあさりや農作物への食害が問題となっています。香川県におけるカラス類の増加は、卵やヒナの段階の天敵(イタチ・ヘビ等)が減少したこと、生ゴミや出来の悪い農作物が放置されるなど、餌が豊富なことが大きな原因と思われます。ですから本当は、新たな繁殖を抑えなければ効果はありません。(なお、カラス問題で有名な東京と香川県の状況は異なるため、東京の問題・結論・方法を安易に香川に適用することはちょっと問題があります。)
さてまず餌の面では、果樹近辺での防除策の状態、生ゴミや不出来な果物を放置していないかは不明(未確認)です。有害鳥獣駆除を実施する以上、当然予防策くらいされていると(希望的に)思います。でないと「カラスを増やしている(おびきよせている)」のだから問題外です。
次に食害を受けている果樹ですが、これが環境センター内か、近隣の農家の果樹なのか未確認です。市環境センターで果樹なんか栽培する必要はないので、近隣の農家のような気がします。その場合、この市センターでいくら捕獲しても、それが被害を与えているカラス類とは限りません。その場合駆除の効果は弱くなります。
またこの捕獲方法は、入る個体だけを捕まえますので、警戒心の薄い、若い個体が捕獲されやすいと考えられます。その場合翌年には再び親が繁殖するので、駆除の意味がありません。

●すでに惰性に陥っている!
 2002年以前は不明ですが、2003年の最初に60羽申請して40羽捕獲しています。申請の67%も獲ればそれなりの効果があるはずですが、1ヶ月も立たず再び60羽申請。「まだ被害がある」ということでしょうが、それは「申請者が原因となるカラスをきちんと把握していない」、つまり「見込みが甘い」ということです。
自然保護室からいただいた上の表を補足修正すると、次のようになります。

有害カラス1

 1回の捕獲許可日数は2ヶ月たらずですが、約2年間のうち半分近く捕獲しっぱなしです。捕獲羽数も当初申請の60羽の4倍、244羽捕獲。駆除は何の役にも立っていません。もし「駆除しなければもっと被害がある」と言うのなら、そもそも60羽とか80羽とか申請せず、確実に事態が改善できる羽数を申請するべきです。特に昨年末は申請しただけ獲ったのですから、もう「効果がない」とか「まだ被害がある」ということはありえず、あってはなりません。
 捕獲場所は市有地、捕獲には市職員が関わっています。つまり坂出市の公有財産と公金が費やされています。有害鳥獣駆除は、「正当な理由」があってこそ「許可」になるもの。もし今後も許可するのであれば、残念ながら坂出市の鳥獣関係行政が疑われる事態といえます。

●法律違反すれすれ・・・
 県の指導(表中の※下線部)のとおり、「許可期間外」は捕獲箱を閉じておくべきです。カラス類でも勝手に「捕獲」はできません(鳥獣保護及び狩猟の適正化に関する法律第八条)。この「捕獲」とは、「現実ないし実質的に鳥獣を事故の支配内に入れるか否かを問わず、捕獲の方法を行い、鳥獣を捕獲しうる可能性を生じさせることをいうものと解するのが相当」と言われています(「鳥獣保護法の解説」鳥獣保護管理研究会,1981)。
捕獲者の「捕獲箱の一部分を開放しており、もし捕獲箱の中に入った場合は外へ出られるようにしている。」というのは言い訳以外の何者でもなく、現に写真では相当数が捕獲箱の中に入っています。これは明らかに無許可捕獲、法律違反です。今回は県の適切なご指導がありましたが、今後同様な状態があれば、県・市だけでなく、警察署へ対しても適切な対処を要請していきたいと思います。

category: 狩猟・有害駆除の適正化

tb: --   cm: --

プロフィール

カテゴリ

香川県野鳥関係文献目録

最新記事

月別アーカイブ

ご来訪

香川の野鳥を守る会 掲示板


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。