2014年6月 ミサゴ観察会  

霧の五色台でミサゴを満喫

6月21日(日)は、五色台ビジターセンター主催の「ミサゴ観察会」に、講師として参加しました。

写真入りの開催報告は、五色台ビジターセンターのホームページにあります。
http://goshikivc.web.fc2.com/sinchaku-2.html


ミサゴは、魚食性のワシタカ類。香川県ではわりと多く、あまり知られていませんが、身近な猛禽類です(写真はスタッフF氏撮影。今回の観察会のものではありません)。
ミサゴ F氏2
(雌・成鳥)

ミサゴ F氏1
(雄・成鳥)

ホバリングして魚を捕る姿は、何度見ても感動です。

今回は、このミサゴの繁殖を、ミサゴに悪影響の出ない遠距離から観察するもの。
もうすぐ巣立ちということで、急遽日程を変更して開催されました。

当日は朝から雲行きが怪しく、五色台の山上は霧(というより雲?)の中。
ちょっと先は真っ白です。

こんな中でミサゴの巣が見えるのか、と心配していたら、やっぱりスタート前は全く見えませんでした。

ところが、9時のスタート頃から少しずつ霧が薄れ、
まず色は不明瞭なものの、巣(遠くから観察です)が見えました。

ここで、ミサゴの習性、巣の特徴(海外では100年以上使用している例もある)、ヨーロッパのミサゴは渡る、「みさご鮨」の屋号、児童小説「ミサゴのくる谷 (児童図書館・文学の部屋)」の紹介、人工物での営巣、香川県で多い理由などなど、
せっかく来ていただいた皆さんに、少しでも記憶に残るお話ができるよう、
色々なテーマで解説をさせていただきました。
なお、ミサゴの生態・形態面の解説には「フィールドガイド日本の猛禽類 ミサゴ」がとても役に立ちました。

しばらくすると、ミサゴの親が餌を持って帰り、観察シーンとしてはばっちりです。

またホトトギスが樹上でさえずったり(やや遠かったですが、観察可能)、
ゆったりくつろぐコゲラも観察。

そして一旦休憩し、レンジャー繁里さんのスライドで、繁殖や食性を確認。
今回はミサゴまでが遠いため、あまり姿を細かく見ることはできなかったのですが、
スライドで足指のブツブツ(魚を掴むため)を見ることができ、驚嘆でした。

そして再び観察。先ほどよりも光が増し、見やすくなりました。

ここで締めのミサゴクイズ。楽しみながら、本日のミサゴの復習です。

最後に、もし雨のためにと準備しておいた、
様々な巣(放棄されたもの、使い終わったものを保存)、卵(放棄された物)、羽根(拾い集めたもの)を観察。事務局個人の持ち物ですので、実際に手に取ってもらいました。
中でも、フクロウの羽根の手触りは、喜んでいただけたと思います。

ということで、天気がどうなるかと不安でしたが、
実際はミサゴもばっちり、そして生き物・植物・環境の話にまで拡がる、楽しい観察会になったのではないでしょうか。
参加していただいた皆様に、「ミサゴ」という野鳥が残ればとても幸いです。

本会では、こうした観察会の講師も行っています。
ぜひお気軽にご連絡ください。

なお、観察会で紹介した児童小説「ミサゴのくる谷 (児童図書館・文学の部屋)」はこちら。
事務局のレビューはこちらです(別サイトです)。



解説にも使った「「フィールドガイド日本の猛禽類 ミサゴ」は、こちら。
ミサゴフィールドガイド
販売元「湖北ワイルドライフアートスタジオ

事務局のレビューはこちらです(別サイトです)。
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2014年6月 綾歌森林公園での野鳥観察会  

暑い! ホトトギスが間近、ツバメのお父さんは大忙し

6月1日だというのに30度超えの暑い日となりました。
新聞のおかげで参加者が多いかなと思ったら、全然でした。
初心者の人にも楽しめる観察会なのですが。
知名度がまだまだのようです。残念。

ということで、ホオジロの囀りを聞きながら、少人数でスタートしました。

谷筋では、センダイムシクイの囀りが頭上に響きました。
しかし残念ながら、茂みに囲まれて見えず…。

少し開けた場所に出ると、遠くからホトトギスのさえずりが聞こえます。
しばらく見ていると、頭上を横切ってくれました。

素早くて見難いですが、しばらく待てば稜線から飛び出してきます。
なかなか見ることが難しい種ですので、遠くてもコンスタントに見られるのは楽しいところ。

そのまま山をあがっていくと、目線の高さで、谷越しにホトトギスが止まっている場所がありました。
またその周辺では、頭上近くをホトトギスが通過。
どうやら、旋回コースの直下のようです。
260601ホトトギス22
(Photo・スタッフS氏)

肉眼で、翼を細かく震わせながら囀り飛翔を行う様子なども観察できました。
ああ、もっとたくさんの人と見たかった!

また、道端ではヤマドリの羽根を見つけました。
ヤマドリ羽根

最後に麓に戻ると、電線上にはツバメが集結。
どうやら、お父さんツバメが巣立った子どもたちに給餌しているようです。
お父さんツバメがしばらく飛翔し、電線の子どもツバメのところに戻ると、
子どもたちは盛んに鳴いてアピール。
短い時間でしたが、お父さんツバメは頻繁に給餌していて、大変でした。
↓ちなみにこの時は、給餌に失敗したようでした。
260601ツバメ1
(Photo・スタッフS氏)

この他は、キビタキ(声のみ)、ソウシチョウ(声のみ)、カラ類など。
また、昆虫や植物の話題、そしてベタなジョーク(おっさんだもの)で盛り上がりつつ、
とても暑い中でしたが、初夏ならではの観察会となりました。

ということで、本会としての観察会は、9月までお休みです。
(夏場は暑くて、観察会の時間は野鳥も木陰に入ってしまいますので…。)

どこかのフィールドで、スタッフは観察していると思います。
ぜひお気軽に、「次の観察会に行きたいんだけど」と声をかけてください!

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