スズガモ・クロガモを狩猟鳥獣から除外させよう  

香川県では数が少ないクロガモとスズガモが、なぜ狩猟対象?


●渡来数は極めて少ない
 香川県では、毎年「ガンカモ類越冬状況調査(全国一斉調査)」を実施しています。
 その結果を見ると、スズガモは時折数十羽の群れが渡来しますが、普通は数羽。
 クロガモに至っては、過去15年程度で1回しか記録されていません。
クロガモ・スズガモ問題

 つまり本調査を基礎とすれば、これらの種は香川県では明らかに「絶滅危惧種」です。
 ところが、両種は「香川県レッドデータブック 香川県の希少野生生物」(香川県,2004)に記載されておらず、保護の対象にはなっていません。それどころか全国基準そのままに、香川県では狩猟鳥獣に指定されています。
 これは、明らかにおかしいのではないでしょうか?
 なんのための調査? なんのためのレッドデータブック?

●狩猟されるクロガモ・スズカモ
 県に確認したところ、実際に平成15年度にはスズガモ6羽、クロガモ1羽が狩猟されているとのことです。これでは保護どころではありません。
 香川の野鳥を守る会は、平成13年にスズガモ・クロガモは狩猟鳥獣から外すべきだと要望しましたが、改善されていません。ガンカモ調査は昭和47年から、県事業としてほぼ同じ時期に全県一斉で調査しており、非常に価値の高いデータが収集されています。香川県のガンカモ科鳥類の保護・狩猟は、このデータが前提となるべきです。

 実際には、ガンカモ調査で全ての個体数が把握できるものではないため、両種とも、おそらく少数は渡来しているとは思います。 それにしても狩猟鳥獣にしてよい個体数ではないことは明白です。

 香川県の野鳥を守る会では、この事実から、クロガモとスズガモを香川県における狩猟鳥獣から除外するよう、今後も求めていきます。


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